プラスチック障子のメリット・デメリットは?障子張り替えについても解説!

障子というと和紙を思い浮かべるものですが、最近はプラスチック障子も存在します。今回はそんなプラスチック障子についての情報をお伝えします。どんな物なのか、メリット・デメリット、障子張替えについてです。参考にしてください。

プラスチック障子とは

プラスチック障子とは、その名の通りでプラスチック製の和紙を使った障子のことです。見た目はプラスチックには見えず、普通の障子に見えます。ここ最近はこのタイプの障子を使う人が増えています。

プラスチック製の和紙を使っている

プラスチック製の和紙を使っている障子をプラスチック障子と言います。そうしたプラスチック製の和紙にも種類があるので、下記で挙げてみました。
・障子用のりで貼れるプラスチック製の和紙
・アイロンで貼れるプラスチック製の和紙
・テープ貼り可能なプラスチック製の和紙
・カラフルなプラスチック製の和紙

上記のような種類があるため、お好みに合わせて選択できます。

1-2・見た目はプラスチックに見えない
プラスチック製の和紙の見た目は、プラスチックには見えません。普通の和紙でできている障子に見えます。そのため、プラスチックの雰囲気を好まない方でも安心です。とくに遠くから見ると、白い物であれば普通の障子にしか見えません。

障子張替えでプラスチック障子にするメリット・デメリット

障子張替えでプラスチック障子にするメリット・デメリット

ここからは、障子張替えでプラスチック障子にするメリット・デメリットについて考えてみます。考えられるメリットは以下の3つです。
・丈夫
・和モダンの部屋に合う
・掃除しやすい

デメリットは以下の2点です。
・通気性が悪い
・障子張替えが難しい
これらのメリット・デメリットについて詳しく説明します。

メリット①:丈夫

プラスチック障子は丈夫です。和紙でできている障子のように、穴があいたり破れたりしないので、助かります。とくにネコを飼っているお宅、小さいお子様のいるお宅、子育てや介護、仕事で忙しく障子張替えがなかなかできないお宅にとっては、嬉しいメリットです。逆に和紙の障子の場合は、マニキュアやネイルの指で触れただけで和紙が破れる場合があります。また、お子さんが遊んでいたり、ネコが歩き回っていたりするだけでもちょっとした拍子に破れてしまいます。簡単な方法で障子張替えはできますが、忙しいお宅であれば、なかなかまとまった時間が取れないものです。

メリット②:和モダンの部屋に合う

プラスチック障子は和モダンの部屋にぴったりです。和室でありながらも、どことなく洋風な雰囲気を漂わせるからです。たとえば、上記で紹介したカラフルバージョンであれば、とくにそうでしょう。ご自身の好みやセンスでおしゃれな和モダンの空間を作るのに適しています。お部屋づくりが楽しくなる可能性大です。

メリット③:掃除しやすい

プラスチック障子は掃除しやすいのです。ホコリなどで汚れた時にも、さっと拭くのみで大丈夫です。常に障子をきれいな状態にしておきたい方、面倒なお掃除があまり好きではない方にとっては、助かります。すぐに拭けるようにプラスチック障子のそばに雑巾類などを置いておけば、気づいたときに、さっとお掃除できます。

デメリット①:通気性が悪い

デメリットは通気性の悪さです。和紙の障子に比べると、空気の通りが悪く、ダニやカビが発生することがあります。しかし、換気をマメに行う、サーキュレーターを利用するなどの工夫で通気性を良くすることは可能です。

デメリット②:障子張替えが難しい

和紙の障子に比べると、プラスチック障子は、障子張替えが難しいと感じるケースがあります。ただし、人それぞれ感じ方が異なるため、一概に難しいとは言えません。たとえば、普段から物作りが好きな人にとってはそれほど難しく感じない可能性もあります。しかし、物作りなど、手先の作業に自信がない人にとっては、難しく感じる可能性も考えられます。しかし、場合によっては、障子張替えを業者に依頼できるでしょう。すべてを自身で行わなくても大丈夫です。

プラスチックの障子張替え

ここからは、プラスチックの障子張替えを取り上げます。主な障子張替えの流れは以下です。
・古い障子をはがす
・プラスチック障子を貼る
これらの方法について詳しく説明します。

古い障子をはがす

障子張替えは、まず今までついていた古い障子をはがすことから始めます。のりづけされているケース、両面テープで貼られているケースを見てみます。

のりづけされているケースです。
・濡れたタオルで桟を湿らせて3~5分放置
・既存の障子紙を落ち着いてゆっくりはがす
・桟に残っているのりをきれいに拭きとって乾かす

次は両面テープが使われているケースです。
・障子紙のはじの方にドライヤーをあて、テープと障子紙をゆっくりはがす

プラスチック障子を貼る

ここからはプラスチック障子を貼る作業です。新しいプラスチック障子の障子紙を大きめにカットして、桟の上に置きます。サイズを合わせたら、上部分をマスキングテープで仮止めしてください。次はプラスチック障子の紙をまくり上げ、両面テープを桟に貼っていく作業です。外枠の内側ラインにぐるっと貼ったら、格子状になるように縦と横に両面テープを重ならないように貼ります。貼り終えたら、手でしっかり押さえてください。こうするとテープがよくつくようになります。

最後に、保護テープをはがし、はじから丁寧にプラスチック障子の紙を貼るのです。作業を終えたら、手でしっかりと押さえて空気抜きをします。こうすると桟と障子紙が密着状態になり、はがれません。仕上げに、カッターで余分な障子紙を切ります。

まとめ

まとめ

プラスチック障子は、見た目は普通の和紙の障子と変わりません。しかし、丈夫で長持ち、お手入れも簡単なので、多くの人に好まれています。従来の障子と同じように障子張替えはできますが、人によっては難しく感じるものです。そんな場合は、障子の張替えなど、内装リフォームを手掛ける「名取景雲堂株式会社」にお任せください。

「名取景雲堂株式会社」は、長野県中部から山梨県北部まで、施工やお見積りにお伺いします。お困りことやご質問なども受け付けますので、何なりとおっしゃってください。皆様のご連絡をお待ちしております。

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